土地売却を成功させる5つのポイント

2020.02.03

カテゴリー：土地売却

「両親を介護施設に入居させる資金を用意しなければ…」

「要介護の状態になり、急に娘夫婦と同居することになった」

など、土地の売却の必要に迫られたとき、何から手を付けたら良いでしょうか？

以下のポイントを押さえて、なるべく早く、良い条件での売却を目指しましょう。

土地の査定をするにも、売却したい土地の測量図がなければ正確な査定が出せません。

法務局の窓口で測量図を請求しましょう。

売りたい土地の相場を自分で知ることが大切です。

販売価格は、不動産会社に査定してもらって決めますが、自分で相場を知っておけば、適正な売却価格を付けるときの参考になります。

実際に近隣の土地がどのくらいの金額で取引されたかを調べるには、国土交通省の「不動産取引価格情報検索」というサイトを活用できます。

全国の土地や戸建てなどが実際に取引された価格（実勢価格）が、データベースになっており閲覧できます。

相場を把握できたら、土地売却の媒介契約を結ぶ不動産会社を探します。

1社ではなく、複数の会社に査定依頼して比較し、そのなかで信頼できる会社と契約しましょう。

会社によって得意分野があり、そのエリアの土地売却に強い会社であるかどうかの見極めが大切です。

不動産会社のホームページなどで、土地売却のこれまでの実績を確認しましょう。

いざというときのために、土地の売却に必要な費用を準備しておくことも大切です。

・仲介手数料
・税金など（印紙税、登録免許税、譲渡所得税）
・測量費用、整地・更地費用など

売却には測量図以外にも様々な書類が必要です。

〈不動産会社に売却依頼をする際の必要書類〉

・登記済権利証（登記識別情報）
・登記簿謄本（登記事項証明書）
・前の持ち主からの土地購入時の売買契約書、重要事項説明書
・固定資産税納税通知書、および固定資産税評価証明書

〈買主に引き渡す際の必要書類〉

・身分証明書
・実印
・印鑑証明書
・銀行口座書類
・ローン残高証明書、またはローン返済予定表（売主がローン返済中の場合）

などが必要になります。

まとめ

失敗したくない土地の売却。いずれやってくるそのときのために、早めにやるべきことを整理しておきましょう。

状態の悪い空き家が建ち、草が生えっぱなし…

というように見た目の悪いまま放置しておくと、購入希望者が現地を見たいとなったときに良い印象を持たれません。

なるべくきれいに整備しておき、早い売却成立を目指しましょう。