田舎の土地を売却するデメリットと、土地売却方法
田舎の両親が所有していた土地を相続したものの、今後の使い道もないし早く売ってしまいたい!
そんなときにはまず不動産会社に相談することが多いと思います。
しかし、都市部とは違い、売れるまでに時間がかかってしまうことも…
土地を放置するとデメリットがある
所有する土地を使い道もなく放置しておく場合、それだけでコストがかかります。
・固定資産税がかかる
土地を所有している限り、毎年地方自治体に納めなければなりません。
計算式
固定資産税=固定資産税評価額×税率1.4%
居住地だと受けられる税の軽減措置も更地だと適用がありません。
・維持、管理費用が大変
定期的に草刈りに行くなど、近所に迷惑が掛からないように管理をしていかなければなりません。
自分で草刈りに行く手間、業者に依頼してやってもらう費用、いずれにしても大きな負担です。
田舎の土地を売却するには
田舎の土地は人気がなく、売れるまで時間がかかると思われるかもしれませんが、せっかくの資産をうまく活用していきましょう。
・地元業者と契約
まずは有名な大手業者に相談しようという方が多いかと思いますが、地元密着の不動産会社と必ず比較しましょう。
地元業者には、大手にはない情報を持っていることもあります。
また、大手には高い集客力や発信力があります。
一社だけでなく複数の業者に査定依頼し、近隣での売買の実績がどの程度あるかも調べてみましょう。
・自分でも買主を探す
業者に依頼してもなかなか売れないことも。
業者に丸投げするだけでなく、親戚や近所に買ってもらえないかと相談してみましょう。
子供夫婦のための家を建てる土地を探しているなど、自ら動くことで何らかの情報を得られるかもしれません。
その際、思っていた価格よりもかなり安い金額を提示されるかもしれませんが、それでも売ってしまうべきか、高く売れるまで頑張るか、自分にとってどちらがメリットが大きいのか、よく考えてから結論を出しましょう。
・売却ではなく土地活用を考える
どうしても土地が売れないという場合、土地を放置せずに太陽光発電に活用する方法があります。
周りに建物がないため、都市部よりもパネルの発電量を多くできる可能性も出てきます。
ただ放置するよりは、活用方法はないのか?を考えてみましょう。
まとめ
相続しても使い道がないとわかっている土地は、終活の一環で生前に売却してしまうことも検討しましょう。
遠方に住む子にとって、土地の管理が大きな負担になることも。
どうすることがベストなのか、元気なうちに親子で相談してくとよいでしょう。