老後の生活が不安。元気なうちに準備しておきたい2つのこと

カテゴリー: 終活老後

 

子ども達が独立し、夫婦2人の生活になり…
今はまだ元気でも、老後の不安は尽きませんね。

 

世間を騒がせた老後資金問題について、ご夫婦ではどのように話し合われたでしょうか。
最期まで幸せな老後を送るために、今からできる準備をはじめてみませんか?

 

元気なうちに準備しておきたい2つのこと

 

心身ともに元気な今だからできる準備とはどんなものがあるでしょう?

 

1 夫婦でこれからのプランを具体的に話し合う

 

話し合うといっても、何が必要なのか、漏れがないだろうかと心配になると思います。
そこで、市販されている「エンディングノート」を活用することをおすすめします。
エンディングノートは、加入している保険の一覧表、希望する葬儀の形、家系図などを書き込むことができます。中身は様々ですので、ご自身たちに合ったものを用意しましょう。

 

どのように人生を閉じていきたいか、どんな資産を持っているかなど、後に遺される遺族にとっては、とても助かる指針になることでしょう。

 

 

2 老後資金の用意

 

これから資産形成といっても、残された年数を考えると現実には難しくなります。
たとえば不動産(ご自宅)を売却したり、不動産担保ローンやリバースモーゲージ、リースバックなどで融資を受ける方法もあります。
家にそのまま住み続けたいのか、2人が亡くなった後の空き家の維持管理ができるのかなど、状況に応じて自分たちに合った方法を選びましょう。

 

 

自宅を資産にして老後を過ごす事例紹介

 

実際にご自宅を資産にして老後を過ごしているAさん夫婦の事例を紹介します。

30代の頃に購入した一戸建てにお住いの60代のAさん夫婦。
3人の子どもたちはそれぞれ独立し、遠方で暮らしています。日々の暮らしに不自由はないものの、貯蓄がなく、入院などで急に出費が必要になった時に急激に破たんしてしまうのは目に見えています。

 

 

そこで、自宅を担保にして融資上限まで定期的に融資を受けられるリバースモーゲージを検討しましたが、収入が不安定で審査が通りませんでした。
困っていたところ、所有権は失うものの家賃を支払い続けることで自宅に変わらず住み続けることができる「リースバック」というサービスを知りました。

 

引っ越すことは費用や手間、心理的な負担からも考えていなかったので、住み続けられるというのが最大のメリットと感じているそうです。
子どもたちの希望があれば、家を買い戻すことも可能なことも安心です。

 

 

まとめ

急な出費に備えて、資金を準備しておくことが大切です。
長期的な視点でリースバックを考えるなら信頼できる会社を選びましょう。

 

 

また、老後資金のことだけでなく、自分たちにとっても遺される遺族にとっても、しっかりと意思表示し、情報を整理しておき、トータルで老後を考えておきましょう。